賃貸入居審査で落ちる理由4選と対策をタイプ別に徹底解説!
部屋を借りる時の入居審査って何をチェックするのですか
入居審査に落ちたんだがどうにかする方法ありますか?
シングルマザーって審査に通りにくいって本当ですか?
賃貸物件を借りる際には、入居審査を受けることが一般的です。審査に通らないと、せっかく気に入った物件でも契約できず、住む場所を探す手間が増えてしまいます。
そこで、この記事では、賃貸の入居審査で落ちる理由と、タイプ別の対策を解説します。
賃貸の入居審査とは?審査の流れや審査基準を解説
賃貸の入居審査とは、オーナーや家賃保証協会が、入居者の収入や勤続年数、過去の滞納歴などを確認して、入居の可否を判断するものです。
就職活動やカードローンの審査状況を教えてもらえないように、理由は教えてもらえないため、どのように改善・対策をするかは自分で考えて判断・行動する必要があります。
賃貸の入居審査の流れ
収入や職業、勤続年数、家賃の割合、保証人/連帯保証人など
オーナーの代わりに不動産会社が判断することがある
一般的には1週間程度で判断されます。
OKなら、今後の契約段取り
NGなら、部屋を探し直し
賃貸オーナーの入居審査基準と家賃保証会社の入居審査基準
賃貸のオーナーが見る入居審査の基準
賃貸の入居審査でオーナーは「人柄」を重視しています。
「人柄」とは、賃貸物件を大切に利用するかどうか、隣人トラブルを起こす可能性はないかなどのことです。
オーナーは、申込書に書いた収入や職業・勤務年数から仕事を頻繁に変えてないか、仲介業者や不動産会社の担当者が接客した意見を重視し、契約する担当に判断を任せることもあります。
特に、家賃の支払い能力の審査を家賃保証会社に任せることが当たり前になってからは、人柄の審査が重要視される傾向にあります。
なぜなら、家賃保証会社が支払い保証をしてくれるとしても、オーナーはトラブルを起こす可能性のある入居者を避けたいからです。
そのため、約束を守らなかったり横柄な対応をしたりすると、人柄を疑われて審査に落ちる可能性があります。
家賃保証会社が見る入居審査の基準
賃貸の入居審査で家賃保証会社は「入居者の家賃支払い能力」を重視しています。
「家賃支払い能力」とは、家賃を滞納するリスクはないかなどのことです。
家賃保証会社は、申込書に書いた収入や職業・勤務年数から収入と家賃のバランスと仕事を辞めるリスク、過去の借入状況と信用情報から返済能力と家賃滞納の履歴を確認します。
家賃保証会社は、これらの項目を総合的に判断して、入居者に支払い能力があると判断された場合に保証します。
1つでも家賃保証会社の基準に合わなければ審査に落ちる可能性があります。
賃貸入居審査に落ちる理由は?5つの原因を徹底解説と対策!
賃貸物件の入居審査に落ちてしまうと、せっかく気に入った物件でも住むことができません。
しかし、入居審査に落ちた理由は、オーナーや保証会社から教えてもらえないため、自分で原因を探し出さなければなりません。
そこで本記事では、賃貸入居審査に落ちる5つの原因と対策を解説します。
- 勤続年数:半年以上
- 職業:安定した収入がある職業
- 学歴:不問
- 家賃の支払い能力:滞納などのトラブルがないこと
- 過去のトラブル:近隣トラブルなど
理由1:家賃と収入のバランスが悪い
収入と家賃のバランスが悪いと審査に落ちやすい理由と判断基準
収入と家賃のバランスは、賃貸の審査で見られるポイントの一つで、バランスが悪いと、家賃を滞納するリスクが高いと判断されて、大家さんや保証会社から敬遠されてしまいます。
一般的に、家賃の3倍の収入があれば審査に通りやすいと言われています。
収入と家賃のバランスが悪い時の入居審査に落ちないための対策
収入と家賃のバランスが悪いと、賃貸物件の審査に通らない可能性があります。審査に落ちてしまった場合は、次の3つの対策を検討しましょう。
収入を増やしてから部屋探しをする
収入を増やすことで、月々の家賃負担を減らすことができます。正社員で働いている場合は、昇給や賞与アップを狙いましょう。副業やアルバイトをすることも検討できます。
希望家賃を下げて部屋探しをする
希望家賃を下げることで、収入に見合った物件を見つけることができます。家賃以外でも部屋の広さや設備、立地など、条件を緩和してみるのも一つの方法です。
連帯保証人を追加して審査をする・し直す
連帯保証人を追加することで、家賃滞納などのリスクを軽減したと判断されるケースがあります。連帯保証人には、親や兄弟など、収入や資産がある人が適しています。
収入と家賃のバランスが悪いと、借りられても生活が苦しくなりがちです。無理のない範囲で、自分の収入に見合った物件を見つけることが大切です。
収入15万で7万の部屋に住みたいって生活できなくない?
計画性が無くて滞納のリスクが高いと分かっている状態では審査OKは出せないね。
理由2:家賃の滞納履歴がある
保証会社が審査する基準です。
これまで賃貸に住んでいて家賃を滞納した時に保証会社から滞納の督促をされた経験があった場合、その記録は全部残っていてほとんどの保証会社やカード会社で共有されています。
この記録はカードのように期限があるものではなく、1度でも滞納するとずっと記録に残り、消えることはありません。
うちの保証会社で10年前に何度も滞納しているから、審査NG!
理由3:クレジットカードがブラック
保証会社が審査する基準です。
クレジットカードで滞納を複数回起こすとカード会社の判断で「ブラックリスト」に登録されることがあります。
ブラックリストに登録されると部屋を借りる審査はほとんど通りません。
また、部屋を借りようとしたタイミングではすでに完済していたとしてもブラックリストは5年~10年は記録されます。
ブラックリストなら、審査NG!
理由4:あなたの職業と接客された態度
オーナー側が判断する基準です。
オーナーは不動産会社に判断を丸投げする場合もありますが、どちらにしても担当した営業マンからあなたの情報を聞いて判断します。
横柄な対応や非常識な交渉を繰り返したら入居後もトラブルを起こす可能性があると判断されて断られます。
交渉=お願いです。
お客様は神様ではなく、あなたが借りた部屋の隣にこのような人が住んでいたら嫌ではありませんか?
常識が無い態度は十分に断られる理由になります。
横柄・非常識の例
このアパートを借りた場合、共用部分を毎日掃除しないのですか?
家賃を払うんだからキチンとしてくれませんか?
それなら家賃下げてくれませんか?
住んだ後のトラブルの可能性から審査NG!
賃貸の入居審査に通るための対策
あなたが審査に落ちる原因に心当たりが無いか確認しましょう。
なんとなくでも原因が分かればその原因について対策をしていきましょう。
対策をしても必ず通るわけではありませんが確率は上がる方法です。
- 契約名義を親族や同居人にする
- 家賃25カ月分以上の預金残高を見せる
- 信用系の保証会社を選ぶ
- UR賃貸を選ぶ(保証会社が必要ない)
95%:会社員・自営業者
(収入証明あり)
80%:就職先内定者・自営業者
(収入証明なし)
60%:シングルマザー・母子家庭
(安定収入or貯金あり)
40%:無職でも貯金が家賃2年分以上ある
30%:シングルマザー・母子家庭
(安定収入なし、養育費あり)
20%:生活保護受給・水商売・ナイトワーク
10%:シングルマザー・母子家庭
(安定収入なし、貯金がない)
5%:無職者・未成年
入居審査に通った経験談の目安。選ぶ部屋の家賃と収入の差や保証会社等によっても変わります。
職業と状況別の対策
- 滞納歴・自己破産で借りる対策
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保証会社にはいくつか種類があり自己破産などの経験があるとクレジットカード系列の保証会社は絶対に通りません。
家賃の滞納はしてなくてもクレジットカードのブラックリストの可能性がある場合には信用系の保証会社で審査を試してみましょう。
両方に滞納履歴がある場合は保証会社がないUR賃貸など保証会社を通さないタイプを検討しましょう。
- フリーランス・個人事業主(自営業)で借りる対策
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フリーランス・個人事業主(自営業)は節税対策で収入を低く、または赤字報告をしているケースが多いです。
そのため、部屋を借りる基準としては会社員に比べて、審査が厳しくなります。
預金や月収入がわかる書類を出すことが出来ると通りやすくなります。
審査の+ポイント- 家賃が月収入の20%以内を選ぶ
- 開業して2年以上が経過している
- 家賃を払える預金残高を提示する
- シングルマザーで借りる対策
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日本では、養育費の未払い率が50%を超えているので養育費を収入に入れない傾向にあります。
また、家事・育児の都合でパートや短時間就労で給料が少ないなど、家賃と収入のバランスが悪いと判断されがちです。
UR賃貸では、子育て中のシングルマザー向けのキャンペーンがあったり、都道府県の団地など優先してくれるケースもあるので確認してみましょう。
シングルマザーの状況別の審査通過率高い
- 家賃の3倍の収入
- 預金が家賃2年分以上など
中
- 収入は少ない・安定してないが養育費がある
低い
- 収入は少ない・安定してない
- 水商売・ナイトワークで借りる対策
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収入が手渡しや、月によって大きく変動することが多く、昼夜逆転による騒音トラブルの可能性、これまで滞納や夜逃げをしてきたケースが多い職業タイプだと判断されて審査が会社員より厳しい傾向にあります。
また、営業マン次第で職業をバカにされたり嫌な気持ちになりがちです。
水商売・ナイトワークに特化した不動産会社を探すことで審査や対応も理解がある対応をしてもらいやすいです。
繁華街の近くには水商売・ナイトワークに特化した不動産会社が必ずあるので、同僚や職場に聞いてみましょう。
- 無職で借りる対策
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- 貯金で家賃の25ヶ月分以上の残高がある
- 次の仕事が内定しているなどの情報や記録
- 失業保険(失業給付金)を申請した控え
預金があったり、すでに次の職業が決まっている・失業保険をもらっているなど、計画性がある場合には審査が通りやすくなります。
賃貸の入居審査まとめ
最近は、全国で保証会社の加入が必須になってきています。
スマホやカードなどの滞納もチェックされるのでお気をつけて!
賃貸 審査
入居 審査
賃貸 の 保証 会社 審査
賃貸 審査 通ら ない
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