【2024年11月最新】賃貸のWi-Fi/インターネット徹底比較!光回線、ホームルーター、ポケットWiFi
賃貸でネットトラブルを防ぐ!無料物件の落とし穴と契約・解約時の注意点
ネットでトラブルになるケースは、ほとんどネット無料物件と、光回線契約時/解約時の3パターンです。
ネット無料物件の大きな落とし穴
賃貸物件を探していると、ネットが無料で使える物件を目にすることがよくありますが、そこには大きな落とし穴があることを知っておく必要があります。
それはアパート1棟に、1本の回線を全世帯で共有していることです。
動画やインスタグラムなどデータ使用量は年々増加しており、ネットを利用する家電や端末も増えているため、10年前にネット配線を入れたアパートでは、容量が足りません。
部屋が20室あるアパートなら、1本の回線を20世帯で共有しているってこと?
さらに、スマホやタブレットも使ったり、家族が多ければ、回線がさらに混雑して使えない!
落とし穴1:通信速度が遅い
無料インターネット物件の多くは、回線を複数の部屋で共有しています。そのため、通信速度が遅く、動画やゲームなどの快適な利用が難しい場合があります。
特にネット利用が多い夜(20〜22時)の時間帯や、リモートワークで日中も利用される世帯が多い場合は、それだけ繋がりづらい時間帯が増えてしまいます。
落とし穴2:解約が難しい
「インターネット無料(完備)」は嘘じゃないので、通信速度が遅すぎて実質的に使えない場合でも家賃減額は難しいでしょう。
また、別に自分でネット契約する余分な負担も掛かる上、部屋まで繋がるネットの配管が使われているため、光回線の契約はできない場合もあります。
ネット無料の部屋は、トラブルの原因になりやすいから、そもそも選ばないほうがいいよ。
謝罪だけで泣き寝入りです。
ひかり回線の配線・配管・提供しているか確認
賃貸情報の『ネット可』の表示には、3つの種類があります。
賃貸のネット環境は、オーナーや営業マンによって表現や認識が違うから、事前にメールでどのタイプか確認と、実際に内見時に自分でネット環境をチェックしましょう。
契約後、すぐにネットが使える「ネット可」
各部屋に光回線が引き込まれていて、ネット会社と契約待ちの状態です。入居者はこれをネット可だと認識していることが多いですが、実際には少ないです。
契約・配線工事後、ネットが使える「ネット可」
各部屋に光回線の配管や、ネット用コンセントが設備としてあり、ネット会社と契約後に配線工事をして利用できます。
配線工事までには、最低でも1ヶ月以上の時間がかかり、配管やコンセントがあっても、オーナーの許可が必要になります。
オーナーや不動産会社の認識している「ネット可」はこちらのタイプが多いです。
オーナーがネット利用を認めた「ネット可」
古い物件や年配のオーナーに多く、「使いたければどうぞ」という承諾だけです。
建物にネット配管やコンセントは無く、建物にビス穴を開ける光回線工事時に、
「建物に穴を開けるのは認めない」
というトラブルが後を絶ちません。
ひかり回線の撤去工事が退去日までに間に合わない!
ひかり回線の光ファイバーを退去日までに撤去しないと、原状回復の対象となり、家賃の請求や立ち会い費用を請求される可能性があります。
しかし、撤去工事までには、連絡から最低1ヶ月以上はかかるのが一般的です。
退去日までに撤去工事を完了させるために、早めに予約をしておきましょう。
デメリット1:撤去完了まで家賃を請求される?
光ファイバーの撤去が終わらないと次の入居者を入居させきれない期間ができます。
撤去工事が長引くと、その期間分の家賃を請求されてトラブルになる可能性があります。
デメリット2:立会いを管理会社に依頼すると費用がかかる?
光ファイバーの撤去工事は、あなたが契約したサービスであり、管理会社に立ち会いの義務は無いし、管理業務外の内容です。
なので、管理会社は立会い費用を請求でき、支払わない場合は立会いを拒否することができます。
断られたなら、引っ越し先から撤去工事のために旧居へ行く必要があるため、移動費や管理会社に、カギを受け取りに行くなどの手間がかかります。